いよいよ、結婚式当日。
遠方のため、親族は電車で移動。
私たちは荷物があったので車で向かうことに。
以前の記事にあげたけれど、
式場は下記サイトの『東京ベイサロン』です。
式場選びや前撮りなどは過去記事からどうぞ。
式は11時からだれけど、新郎新婦は着替え等もあるので
参列者よりも早めに行くことになっていた。
だが、ここで事件が起こった。
なんと台風の影響で、高速があり得ないほどの渋滞!!!
なんでこんな日に限って・・・
彼女はパニックになり、電話で他の人に相談。
運転していた私は、
- このまま高速に乗って行くか?
- それとも途中で降りて行くか?
その二択で迷っていた。
道路状況が進むごとに分かってきたから、
私は自分の“勘”を信じて、高速を下りた。
そして駐車場を探し、
電車に飛び乗った。
結果的に予定集合時間に間に合わなかったけれど、
スタッフさんの素晴らしく凄まじい速さで衣装は整った。
本当に【賭け】だった。
一世一代の、賭け。
バックヤードから参列者である親族を発見。
皆、来てくれた。
そして、私たち新郎新婦の入場の時がやってきた。
入場曲は、Sarah Brightmanの“Time To Say Goodbye”
まさに私たちの門出にふさわしい曲だなと思った。
荘厳な雰囲気の中、入場。
前を見ながら、彼女と歩調を合わせて前進。
リハーサルの時に、これが一番苦労したな。。
そして舞台の上へ。
そこからは司会の方を交えて、私たちが夫婦になる“誓い”を宣言した。
自分でもビックリするくらい、堂々と周りを見渡す余裕さえあった。
参列者一人一人に視線を送りながら、
結婚の誓いを述べていった。
婚姻届、ではないけれど結婚誓約書に両家の親からの結婚承認のサインもいただいた。
人前式は司会の方はいるけれど、
自分たちが主役で司会もやるってイメージで良いと思う。
一番は、結婚することを【神に誓う】か“参列者に誓う”か。
信仰する神などいないし、やはり人前式で良かったと今でも自信を持って言える。
2人でデザインを決めた、指輪を新婦へ。
人の指に指輪をはめることはこの時だけ。
そして、誓いのキス。
他の人はどのくらいの時間、キスしているか分からないけれど・・・
私は、15秒ほどしました!
参列者に彼女をこれだけ好きだと見せつけたい、
一生に一度ならこのくらい、いいよね?
そう、心の中で思いながら。
後に写真で見たら、彼女はやや仰け反り、
義母は『あらまぁ〜〜〜!』と言いたげな表情。
これもちょっとした、サプライズ。
そして、退場。
退場の時の曲は、Sixpence None The Richerの“Kiss Me”
これも式場の、私たちの結婚式に ピッタリだった。
退場の際には、参列者からのフラワーシャワー。
自分が浴びることになるとは、半年前の俺では想像もできなかった。
一旦、退場した後にもう一度式場に入り、写真撮影。
それからは、新婦はお色直し。
私と参列者はレストランへ。
スタジオAQUAでの結婚式は、
結婚式+食事込みなのです。
レストランは和洋折衷、色々と選べたけれど近くて雰囲気の良さそうな、
フレンチレストランに。
そこでは料理が用意され、司会を務めてくださるレストランの店主(吉瀬美智子似)がチョイスした音楽と共にお食事がスタート。
スタジオAQUAは写真スタジオなので、
結婚式では個人撮影が一切禁止。
レストランでは自由に撮ってOKのスタイル。
写真を撮ることに夢中になり、演出を楽しめなかった人もいると思う。
そういったことは嫌だったので、スタジオAQUAを選んだのも理由の1つ。
料理は最高に美味しく、式場からも見えたけど
レストランからも一望できる東京湾。
食事会もフィナーレを迎えるところで、
参列者を代表して、両家の親からもメッセージ。
義父であり当時の社長からのメッセージ。
義父はその時に思っていることを紙など用意せず、
頭の中で整理して言えるタイプ。
この時は社長としてではなく、義父として私たちの門出を祝ってくれた。
次に私の母親。
義父ほどではなかったけれど、涙ぐみながら祝福してくれた。
最後に新郎である、私からのメッセージ。
私は紙を見ながらでないと言えないタイプなので、
紙を見ながら参列者一人一人に感謝を述べた。
本来はこれにて終了。
ただ、それだと新婦である彼女の気持ちが伝えられない。
私は司会の店主に、
「新婦からもメッセージがあるのでよろしいですか?」
と、依頼。
もちろんOKをいただいたので新婦からもメッセージ。
私とは違った形で、皆に感謝を伝えていた。
これにて、お開き!
ご祝儀もいただき、感謝です。
この大満足だった私たちの結婚式。
果たしていくらかかったでしょうか?
100万?50万30万?
いえいえ、式場やレストラン込みで13万です!
色々な条件があったんだけど、
上手くそれに乗っかることができて
まさかのご祝儀で結婚式費用が賄えたというから驚き。
結婚式は、見栄はることではないです。
来てくれた方達への“おもてなし”が大切です。
帰り際に義父で当時の社長からパワーを貰うために、
「握手してもいいですか?」とお願い。
快諾されたので固く、握手した。
皮膚が固くなった、職人の手だった。
帰りは車を回収することも忘れずに無事帰宅。
一生の思い出の1ページになった日でした。
これにて、『社長とのなれそめ編』は終わりです。
次回からは、婚姻届を出すお話や『結婚生活』を綴って行きたいと思います。