結婚前の記事でも話した通り、
俺たちは子供を望んでいた。
まず妻の年齢、40歳に近いことを考えると様々なリスクがあった。
- 母体への負担が若年者に比べて高い
- 障害児が産まれる可能性が高まる
- 最悪の場合、妻が命を落とす
- 子供が命を落とす可能性がある
これらは常に頭の中にあった。
最悪の事態があっても、受け入れる。
俺たちはそう、固く約束した。
奇形児予防に関しては『葉酸』が効果的とのことなので、
それは妊娠前から葉酸サプリを飲むことにしていた。
詳しくは下記サイトにて。
実は結婚する前から子作りのチャレンジはしてた。
ただ、なかなか出来なかった。
不妊治療は一切考えてなかったので自然妊娠でどうにか出来ないものかと思った。
幸いにも妻はパート社員だったので、
婦人科へ行く時間は作れた。
そこで分かったのが、
そんなことあるんだ!
夫婦でそう思った。
その物質名は忘れてしまった(妊娠に関しては妻に一任していた)ので、
ここでは書けないが、婦人科で聞いてみるのも良いと思う。
その物質を抑える薬を飲んで、、
後分かったことがあった。
それは卵管に“詰まり”があって、
それをなくせば妊娠のゴールデン期間がやってくるんだとか。
それもやって貰った。
因みに不妊に関しては、男性側の責任もあるのは事実なので、
念の為、俺の精子を分析してもらった。
結果。
基準の倍以上の精力がありました!
年齢も妻より一回り下ということもあり、
これで準備は整った。
それでもただ、それでもなかなか妊娠しなかった。
妻は排卵日など、自分の身体のサイクルを常にチェックしていて、
このタイミングなら行ける!
それを信じて子作りチャレンジ。
数ヶ月して、妊娠検査薬を使い、
陽性反応!
妻は大喜び。
俺は、実は子供が出来るって結構なプレッシャーなんだなと
その時に感じて、
「あ、そうなんだ。良かったね」
と、言うのが精一杯で。
これからは“父親になるんだ。”
その時はそんなことを考えていた。
妻は子宮筋腫の手術歴があったので、予定帝王切開が決まっていた。
妊娠10ヶ月のギリギリまで、仕事をしていた。
実は妊婦になる前から、妻はボーカルとして、
バンド活動をしていた。
特にデビューもしていないけれど、
スタジオ借りてレコーディングしたりと、
本格的にやっていた。
妊婦になってからも身体に負担のかからない範囲でやっていた。
音楽の素人が聞いても、バンドそのものの完成度は高く、
著作権の関係で公には出来ないけれど、
妻の歌声は上手です🎶🎤
そんなこんなで予定帝王切開の日。
前日に妻は入院していて、
俺たち、私、私の母親、私のきょうだいは手術当日に病院で待機。
妻の親族は仕事だったので、私の親族が代表で待機していた。
この病院は私の母、私、妻、私のきょうだいが産まれた病院でもある。
会社の人や妻の知人にはいつでも連絡できる様にはしてた。
長らく待ち・・・
無事、出産することができた。
心配していた障害児ではなかった。
全てが、上手く行った。
子供は数秒見ることが出来た後にすぐにどこかへと行った。
その後に妻がベットで運ばれて来た。
「お疲れ様。」
そう、労ってあげた。
こういう時、男は何も出来ないから、
言葉で励ましと感謝を言いたかった。
本当は立会い出産したかったんだけど・・・
帝王切開の時はNGなんだと。
その時は何とか帝王切開じゃない方法を探した。
けれど、駄目だった。
ただ、帝王切開で良かった点が1つあった。
それは、避妊手術。
これは女性の場合、切開しないと出来ない手術なんだけれど、
帝王切開の時にやれば費用の面でも身体の負担の面でも、
どちらも良い!とのことでこれは実施して貰った。
詳細は下記サイトにて。
我が家は、子供は1人いればそれで良かった。
妻はつわりが酷く、ほとんど何も食べられない時期が長かった。
そんな妻をこれ以上苦しめたくはない、
私自身も食欲がなくなり嘔吐していた。
そんな経緯もあり、2人目は考えられなかった。
結果的に避妊手術を受けたおかげで避妊しなくて済むから、
セックスライフは何の問題もありません💕
真面目な話、性格よりも性の不一致で離婚する人は結構いると思う。
性の一致、相性も大切ですよ。
ひとまず、無事に産まれたことを周囲に報告して、
妻とは面会できる時間になったら会って、
手を握ってあげた。
こうして、夫婦だけの生活から3人への生活に変わった。
つづく。