時雨です。@shig645
前回は歯科技工士として新卒で入社した会社をブラック企業の洗礼を受け、3ヶ月で辞めたお話をしました。
それからは、まず心身を正常に戻すことに専念しました。
明かに狂ってしまった生活サイクルを元に戻そうと、
今までやりたかったけどやってなかったことをやりました。
せっかくお金を稼いだのに遣う時間がないなんて・・・
虚しかったです。
因みに初任給は母にランチをご馳走しました🎶✌
最初の3週間はのんびりしてた。
ただ、俺は【自己都合扱い】での退職だったので、
雇用保険の給付を受けるには待機時間の3ヶ月が必要だった。
歯科技工士は職人や芸術に似たような、
“感覚や感性”でやる職業なので仕事をやっていないブランクが長ければ長いほど、腕は確実に落ちます。
雇用保険なんて待っていられない!!
そう感じて、歯科技工士としての再就職活動が始まりました。
電車使うほどの距離で一社受けてみた。
なんだか雰囲気が悪いっていうか、俺のことを遠目にヒソヒソ話している感じ。
で、そこの偉そうなオッサンが言い放ったこと。
例えば家のガスコンロでワックス形成でもしたらどう。
“そう思わない?”』
・親の育て方が悪いんじゃない?→コレを言うところはもれなくブラック
・『そう思わない?』と同調圧力をかける
・『そのくらい、やっていて当然だよね。勉強が足りないんじゃないの?』
あのさ、人を育てる気はまずあるの?
俗に言う【空求人】と言われる企業はたくさんあります。
空求人については、以下のサイトをどうぞ。
そう、思わせるほどのやる気のなさ。
後日、合否が書類ごと送付されて来たけど、不採用。
“お祈り”の書類もありました。
具体的にはこんな文面で、以下のサイトのように詳細があります。
この方は相当、貰ってますね💦
ちょっと焦り出した、その時。
歯科技工学校の同期がちょうど欠員が出たから、来ませんか?とのお誘いが!
ただ、色々と条件があった。
・電車で2時間!
・東京都内の引っ越しだと家賃手当が出ない!
それだけ?と思われるかもしれませんが、
俺にとっては遠いのは疲れるので悩みました。
ただ、このチャンスを活かせば歯科技工士としての技術が高まるに違いない!
俺は【即断即決即行動】を信条にしているので、
このお話は受けることにしました。
実際に採用担当である、当時の所長と副所長と面談。
やはり距離について聞かれたけど、
歯科技工士の専門学生時代に2時間掛けて1日も休まず通学出来ていたこと。
それに実は、私の歯科技工士の専門学校は歯科技工業界では名が知れていて・・
そこの学生なら是非!
と、前向きに検討していただきました。
簡単な歯の彫刻試験を経て・・・
無事に再就職が決まりました✨
これ、結構嬉しかった。
やっぱり苦楽を共にした専門学校時代の仲間がいるのは大きかった。
こうして私は、1ヶ月の休養を経て、再び歯科技工士としての道を歩み始めました。
再就職先は歯科技工業界でも有数の大手でした。
つづく。