なれそめー付き合い始めてからのお話ー

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付き合い始めてからは色々と時間の経過も含めて早かった。


付き合うことにしてからは毎日LINEでやり取り。

会社の社員にバレないように、会社では他人のふり。

 

毎週デートしてたなぁ。


俺は思い立ったら即行動なタイプなので、

もっと彼女と一緒にいたい!


彼女もそう思っていてくれていたので決断は早かった。


付き合い始めて1ヶ月。


そこから、俺たちは同棲することになった。


彼女は一人暮らしをしていたので、

俺がそこへ転がり込む形。

 

実は俺、一人暮らしを経験しないままでした💦


俺の親は、親と言っても親は離婚していたので、

母親と兄、祖母の4人暮らしだった。


特別、自分のいた家族に感情移入していなかったので、

「俺、同棲することになったからよろしく。」

とだけ言って、車に入るだけの荷物を持って同棲生活がスタート。


思い返すと、この時期は何にも束縛されず、

純粋に2人だけの自由な時期だったんだなと今なら思える。


同棲してからはたまに旅行へ行ったり、

料理はお互いができるのでその時によって変わったり。


食べ歩き、ラーメン屋巡りもやったなぁ。

普通な、初々しいカップルだったと思う。


付き合い始めから3ヶ月。

『結婚しようか』


そう言葉には言わなかったけれど、

お互いにそういった気持ちになっていた。


世間的には婚約したっていうのかな?


彼女は離婚歴があるので、結婚がどういうものかも知っていたから、

俺は何も不安もなかった。


結婚するとなると、さすがに互いの親に報告しないといけないので・・・


まずは彼女の両親、前社長と前社長夫人に彼女が報告。

前社長は風変わりな人で、型破りだけど職人気質。


大変頭の回転が速く、威厳があったので初見だと怖いと思う人。

そんな前社長が言った一言。

 

『でかした!』

 

俺が会社を辞めないようにしたかったからの発言らしい。

うん、確かに風変わり。

 

前社長夫人は、

『え、え、えーーーーーーーーーーーーーー!!!!!』

と、30秒ほど叫んでたらしい。

 

両手をパーにして、あわあわしてたとのこと。

このリアクション、俺も見たかったなぁ。

 

俺のことは紹介するまでもなく、

一社員として有能だと認めて下さっていたので結婚に反対する理由はナシ。


後は俺の母親。

祖母は『良かったねぇ〜』と祝福してくれた。

 

ここで俺の母親。

『本当に結婚するの?』


そう言われた。

 


そう。実は彼女、俺より12歳年上だったのだ。

つづく。