時雨です。@shig645
主題の通り、私は【変形性股関節症】です。
両脚共にです。
今回は変形性股関節症がどういったものか、
また変形性股関節症になってしまった要因、
今後はどうするのか?などを語っていきます。
1.変形性股関節症とは
変形性股関節症とは、大腿骨の付け根の部分が丸くなっているのが正常です。
しかし変形性股関節症はラグビーボールのように楕円になっていて、緩衝材である軟骨がすり減り・・・
しまいには骨盤と擦れて激痛が走ります。
私の場合は激痛があるものの、まだ隙間がある状態です。
以下のサイトに詳細や写真が載っています。
変形性股関節症の写真のような状態に、私はなっています。
具体的にはこんな時に痛みます。
・歩いて一歩を踏み出そうとした時
・何気なく階段を登ろうとした時
・唐突に、ズキっという痛みが走る
こんな感じです。
痛みが酷い時には杖をついて歩いています。
30代前半の男性がよぼよぼしながら杖をついて歩いている。
これほどの屈辱があるかと思いました。
ただ脚の障害をお持ちの方はこれが【当たり前】なのかと思えてきて、
誰しも心身の障害はなりうること。
それは忘れてはいけませんね。
2.臼蓋形成不全とは
臼蓋形成不全とは生まれつき臼蓋と呼ばれる、
大腿骨を覆う傘のような部位があります。
その傘の覆う部分が少ないと骨がすり減っていって・・
変形性股関節症につながっていきます。
私の場合は、『先天性の臼蓋形成不全からの変形性股関節症』
という診断名です。
またしても、遺伝です。
実は他にも病気を抱えていますが、それは後日語ります。
以下のサイトに臼蓋形成不全についての詳細が載っています。
3.人工股関節とは
人工股関節とは、変形性股関節症が悪化していき、
日常生活に支障をきたすまでになってしまった場合に
【人工股関節置換手術】を受けて変形していた大腿骨の付け根をステンレス製の人工股関節に置換する手術を受ける為に必要なものです。
脚のインプラント、とでも言えば良いでしょうか。
私は本音を言えば、今すぐ両脚共に手術して痛みから解放されたいです。
しかし医師から止められたのですが、これには理由があります。
このように言われました。
・早期に人工股関節にしてしまうと、人工股関節を再置換しなければいけない可能性がある
⇒人工股関節のパーツはメンテナンスで手術して交換するそうです
・上記の人工股関節の交換周期はおよそ20年に一度なので、40歳近くまで痛み止めで我慢して、しのいで欲しい
・人工股関節置換後は動作の制限がかかるから、それは覚悟して欲しい
上のパープルラインのところですね。
ただ先ほど申し上げた通り、
【日常生活に支障をきたす】人は10代の方でも手術は可能です。
私の場合は、『まだ手術するにはもったいない』と言われました。
妻と話し合って、40歳前になるまでは何とか我慢します。。。
因みに動作の制限、禁忌のポーズなどは以下の通りです。
・スキー、スノーボードなどの激しいスポーツ
・山登り、マラソンなど脚に極度の負荷がかかること
・俗に言う、『女の子座り』は厳禁
全部やらないので、私は問題ありませんでした。
人工股関節は以下のサイトに詳しく載っています。
4.障害手帳って貰えるの?
これは平成26年に制度が変わった為、個々によるかと思います。
私自身も調べるまで知りませんでした。
人工股関節置換手術を受けた親や親族は10年以上前なので、
その常識でいました。
以下にこれまでの事柄や障害手帳についても記載されています。
http://www.ntmc.go.jp/p_other/contents/126.html
ここに記載されている、『脱臼』。
そう、人工股関節は脱臼すると手術しなければいけないので、、
脱臼した場合は速やかに119番に救急手配しなければいけません。
これがあるから身体障害者扱いになる、
永続的に身体に人工物が埋め込まれることのリスクですね。
5.最後に
如何でしたか。
私自身も将来の手術の為に情報を得ようと調べていました。
少しでも、変形性股関節症の大変さが分かって貰えたらと思い、記事にしました。
同情して貰おうと思って書いた訳ではありません。
Twitterで知り合った、でふさん@bo678_n
彼女は聴覚障害者で、
日常会話は手話なしでできるそうですが、
健常者とは違う【自身】のことを書かれていました。
私は変形性股関節症だから何かして欲しい、お涙頂戴!
といったことは一切なく、ブログ記事にもするつもりはありませんでした。
それでも、でふさんのツイートを読んでいて、
いてもたってもいられなくなり告白しました。
また、同じ変形性股関節症に苦しむ方の為の記事になって貰えたら、それは素直に嬉しく思います。
読んでいただき、ありがとうございました。
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