【実体験】自閉症の子供と生活。

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時雨です。@shig645

以前、私の子供が【自閉症(自閉スペクトラム症)】だということを記事にしました。

そんな自閉症の子供との生活、
いや『葛藤』や『格闘』との生活を包みなくお話したいと思います。

自閉症の子供との生活ってどんな感じか

一言で言うなら、【毎日が戦い】です。

では何と戦ったいるのかを綴ります。

・子供が突発的な要求をしてくる
叶わないと分かると大激怒する

例:22時過ぎに唐突に、
「ディズニーランドに行きたい!」

親の私たち
「今からだと難しいよー」

最初は【無理】という言葉を遣っていましたが、
無理だと知るや否や、大激怒に繋がったので無理は禁句です。

それでも、大激怒する我が子。

大激怒とは言っても段階があります。

第一段階:相手を睨みつけながら歯を食いしばる
第二段階:奇声を上げる
第三段階:奇声を上げながら自分の太股を自分の拳で何度も何度も叩く

どうですか?
お宅のお子さんはこのような行動を取りますか??

私たち夫婦で防げるのは、第一段階までです。
それ以降になると、ほとぼりが冷めるまでしばらく様子見をして、

その後にゆっくりと、
私たち夫婦「どうしてこうなったか分かる?」
と、語りかけます。

子供本人が一応の収まりがつくと、妻である社長に向かって泣きます。
そして、謝ります。

ただ自閉症の人は、【反省をする】ということが出来ない人がいます。
我が子も反省の弁は言えど、本当に理解しているかと問われたら、
「いいえ。」
と、答えます。

自閉症になるのは親の育て方のせい?

自閉症は遺伝やその他の要因でなることであって、
決して【親の育て方が悪いから】ではありません。

そのことは以下のサイトにも明記されています。

自閉症には【症状の重さ】があり、
我が子は自分で一通り日常的な生活はできます。

ただ、感情的になりやすく友達と喧嘩が耐えないと言われたこともあります。

また、【周りをまるで気にしないマイペース】を発揮するので、周りの状況判断が出来ません。

逆転の発想で言えば、これは研究職の分野では大活躍出来そうですね。

我が子が【自閉症】だと診断された時には、
『一般的な生活を求めるのは止めよう。』

そう心で思いました。

幼い時から寝るのは22時過ぎは当然で、
0時を過ぎる時もありました。

他の子のことを聞くと、
《21時には寝る》

そんな早い時間に寝たことなんて、ありません。
心の中でそう叫んだ。

寝かしつけは妻である社長が担当なのだけれど、
ただでさえすぐに寝ないのに、

・おしゃべりを続ける
・社長が寝ると起こしてまで話し続ける
・自分が眠くなるとシクシクしだす

社長が疲れる要因は、
社長業と子供の世話。

私「社長業と子供の世話、どっちが楽?」

社長「社長業!!!」

ただでさえ子育ては大変なのに、
自閉症だとこれほどに大変かと思い知らされます。

因みに私はうるさくされるとストレスが溜まり、
子供を怒ってしまうので・・・

子供がイライラモードになった場合は、
子供と距離を置きます。

今の所、それが我が家での平和的解決方法です。

自閉症の子供は、

・こうと決めたら絶対にそれをやる!
・極度に失敗を恐れる
・突然の出来事に激しく動揺する

そのような特徴があります。

正直、周りに自閉症のお子さんがいる家庭を知らないので、
比較は出来ません。

ただ我が子は、
・意思の疎通はできる
・着替えや食事は用意をこちらですれば自分でできる
・トイレもできる

それだけでもできれば十分なのかな?
とも思ったりします。

運動に関しては自閉症の子供は苦手なようで、
我が子も自転車は未だに補助輪付きです。(未就学児)
泳ぐことも好きではないようです。

何故か自分で振り付けを作った謎のダンスはします。
⇒周りを気にすることができないので、物にぶつかると泣く

最後に

如何でしたか?

お子さんがいる方が見たら、全く違う一面が見られたと思います。

私自身も、正直辛いと思うことはあります。
それでも、毎日少しでも良いことがあったら、

“今日はいい日だったな。”

そう思えたら良いなと思って、毎日生きています。

おしまいに、自閉症の子供のついての動画があるのでご覧ください。

子供には、この動画を夫婦で見てからこう言いました。

「(子供の名前)には、怒りん坊の悪い虫がいるんだ。」
「その虫さんが(子供の名前)を怒らせていて、(子供の名前)が悪い訳じゃないんだよ」
「その虫さんが悪さをしないように、パパもママも(子供の名前)もやっつけようね!」

閲覧いただき、ありがとうございました。