【広場恐怖症】との接し方。

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時雨です。@shig645

以前、妻にも精神障害があることはお伝えしました。

妻は、実は【広場恐怖症】という障害を抱えています。
今回は広場恐怖症について、自身が広場恐怖症だと告白したある有名な方の名前を出してお伝えしたいと思います。

プロ野球選手に広場恐怖症の方がいた

ご存知の方もいるかと思いますが、
千葉ロッテマリーンズの『永野将司投手』です。

永野将司投手については個人の方のブログでまとめられていました。

ニュースではこのように報道されていました。

個人ブログの方の記事はよくまとめられているので、
この記事では実際に妻がパニック(発作)を起こしたシチュエーションと、その時の対応を書こうと思います。

妻が発作を起こした、その時

・電車内でトンネルに入った時

外が見えないのが嫌なようで、手を握ってあげたりして治りました。

ディズニーランドの【ホーンテッドマンション】での大人数がアトラクションの説明を受けていた場面。

この時には私は、‪“想定できるところ”だと思っていたので対応に手惑い、
妻が自分で発作を抑える薬を飲んで、アトラクションを乗り切りました。

正直、途中で止める選択肢もありましたが・・・私の理解を越えたものだったので、衝撃的でした。

「え、これで発作が起きるのか!?」

実際に感じた感想です。

駅ナカのデパートの中

この時には私が帯同していない時で知り合いと買い物中に起きた発作。
本人曰く。『窓がなく、外にすぐ出られないことに恐怖を覚えた』

モノレールに乗車した時

この時も私は帯同していませんでした。
やはり、すぐに出られない環境はNGなようです。

他に言っていたのが、
高速道路で渋滞にはまっている時→特にトンネルの中で止まってしまった時がとても嫌!
首都高のように壁に覆われていて、分岐も複雑な有料道路
・酸素カプセルのように自分で開けられなくはないが、外は見えてもすぐに出られないもの

これらがダメだと言っていました。

克服する方法はあるのか?

実際に医師から【広場恐怖症】だと診断された訳ではなく、
【不安症】という診断になっています。

あくまで本人が認識している症状となっている状態ですので、
医師が診断した病名とでは訳が違います。

ただ、医師曰く、
『克服するには苦手だと思うものに慣れていくことが良いと思う』
そう宣告されました。

花粉症の治療でも、わずかな花粉を混ぜた薬物を少しずつ身体になじませることで、
花粉症の症状が緩やかになっていくそうです。

それと似たようなものなのかもしれません。

今後の方針について

具体的には決まっていません。

本人、妻である社長が社長業に専念しているため、
落ち着いて病気と向き合える時間がないからです。

本人は緩和処置ですが薬で落ち着くので、今の所は大丈夫だと言っていました。

パニック障害は遺伝要素と虐待要素があると発症されやすいようで、
妻はどちらにも該当します。

妻は妻で、色々と抱えているものがあるんです。

私自身も事前に不安要素を取り除く努力をして、
パニックになってしまった場合でも私自身は取り乱さずにいようと決意しました。

以上が私が捉える、【広場恐怖症】の事実でした。